Chris Dave And The Drumhedz-Live at Billboardlive Tokyo 2018.5.30
どうも、KRAZです。
観てきましたChris Dave And The Drumhedz!
今回はそのレポートをして行きます。
セットリストですが、正直わかりません(笑)
ただ、最新アルバムからの選曲が基本で、プラス彼らのオハコというのが基本だったので、1時間のショーでしたが非常に満足しました。
最新アルバムからは、
Universal Language
Dat Feelin'
Black Hole
Clear View
をやってくれました。アンコールではLovely Dayのフレーズをリズム隊の別のフレーズに乗せてヴォーカルが歌っていました。(他にも色々なフレーズを入れてた気がします)
正直これらの曲もよかったのですが、Universal Language-Dat Feelin'-と来た次の曲(Tonny Williams のFredとProto-Cosmos)が素晴らしかったです。Chris Daveのドラムソロを存分に堪能することができました。はっきり言ってどうかしてました(笑)Youtubeで彼のドラムを見ると、手の動きに残像が見えることがあるのですが、生でも見えました(笑)シングルストロークが速すぎます。
曲の間を作らず、すぐに別の曲に目まぐるしく移るようなショーでした。
前回来日した時はSaxがいましたが、今回はリズム隊+ヴォーカルのみの編成で、どんなものを見せてくれるのだろうとワクワクしていましたが、音数が減った分より個々のプレーが引き立ったイメージです。
Chris DaveのYoutubeをご覧になったことがある方はわかると思いますが、意図的にリズムをずらしにかかるプレーをいざ目の前でやられると脳が混乱します(笑)
間違いなくChris Daveは世界一のドラマーです。
明日のショーも見にいきたいなと思った次第です。
余談ですが、Twitterを見ているとChirs Dave のショーがイマイチだったという声もちらほら見受けられます。その気持ちは正直わからんでもないですが、型にはまらないとんでもないドラムがそこにあったのは事実です。それをどう受け止めるのかは人それぞれ。私は新たな音楽が生まれ、創造するその瞬間に立ち会えた感動と同時に、荒削りで型にはまらない音楽が時に脳を揺さぶってくる瞬間もありました。そりゃ4拍子が心地いいに決まってます。でも彼のアンコール前の最後の曲は5拍子でした。 しかも後半はテンポアップしてさらに気持ち悪いリズムも入れてるので何がなんだかの人も多くいたと思います。私は予備知識があってその曲を聞いたので、「すげーな」という感動に至るのですが、それがわからないとノるというようなことも一切できないですし、Chrisが各パートに指示を出す仕草をイラついていると捉える人がいてもおかしくないかなと思います。
彼を見ていると、Miles Davisを想像します。(実際に生で見たことはないですけど)
打ち合わせを超えた、その場の雰囲気と、独特の緊張感とが絡み合い、予定調和ではない本当の音楽の創造の瞬間がそこにはありました。
それでは、今日はこの辺りで。
最後まで見ていただきありがとうございました。