KRAZの気ままにFunk

思ったこと、共有したいなと思ったことを書き付けていきます。

Marcus Miller-Live at Blue Note Tokyo 2018.5.26 2nd Set

どうも、KRAZです。

 

 

観に行ってきました、Marcus Miller.

今日はそのレポートを書きたいと思います。

 

f:id:soulivekraz:20180527220317j:plain

Set Listは以下の通り

 

1.Run For Cover

2.Papa was a Rolling Stone

3.Detroit

4.Trip Trap (NEW)

5.Hylife

6. Happy Birthday Miles Davis

7.TUTU

E.Blast

 

実は私、3年連続でブルーノートにMArcusを観に行っているのですが、必ずやるのがRun for Cover,Papa was rolling stone,Hylife ですね。

でも、毎回テーマからの曲の展開が変わっており、同じメンバーでツアーする中で少しずつ変化し、まさに生きた音楽を聴いているなと実感してきました。

 

今回の演奏で一番身体が揺れたのが、意外にも新曲のTrip Trapでした。

ブレイクビーツに音を被せて、R&Bチックな音作りにしているのですが、これが意外にも私はハマりました。曲もミドル〜スローテンポで乗りやすかったです。どこかインドチックなBメロが個人的にハマりました。MarcusもBメロのキメでちょっとだけラップみたいなセリフを言っていて楽しそうでした。早く新アルバムが聴きたいです。

この曲に限らずですが、どの曲にもMarcusのソロがあって毎回飽きさせないのはすごいことだと思います。スラップ中心のソロからエフェクターを効かせたソロまで超一流にこなす姿は圧巻であり、さすがという言葉以外に表現のしようがないです。

 

また、彼を支えるメンバーの中でSaxのアレックス・ハンが今回火を吹いていました。

彼のソロが群を抜いてうまかったです。一応3年連続聴いているのですが、今回は特にすごく、各曲でのソロフレーズは思わず声が漏れてしまうような激しいものばかり。

 

全曲通して思うのは、彼の音楽のジャンルの懐の深さでした。

Funk系からJazz,R&B,World Music,Latin調(TUTUがMilesの曲のような感じではなくラテン系の音作りになっていました。)と言ったように、1.5時間のなかでここまで音楽のプレースタイルを変えられるバンドはそういません。

 

そして、今回も彼のバス・クラリネットを聞くことができました。

「今日はMiles Davisの誕生日だ」という彼の紹介から、まさかのHappy Birthday to youを吹き始め、そこから彼のソロに突入。いやーうまかったですよ。アレックス・ハンのことを褒めておいて何ですが、十分通用するレベルと表現力で圧倒されました。曲の終わりには思わずため息が出てしまいました。

 

一つだけいうならば、チケット代が高くなりましたね(笑)

チャージ代で12,500円ですから、安く済ませても飲み物とおつまみで15,000円です。2年前は10,000円だったんですけどねー(笑)

元以上のものが見られたショーですからなんの文句もないんですが、このまま青天井でチケット代が上がって行くのも個人的にはどうなのかなと思ってしまいます。

 

今回彼はG.Wから今日まで日本で荒稼ぎして(笑)帰っていきましたね。

 

次は新アルバムを引っさげてきてくれるでしょうから、余裕があればまた見にいきたいと思います。

 

それでは、今回はこの辺で。

最後まで見ていただきありがとうございました。

 


Laid Black


アフロディジア (初回限定盤)(DVD付)