Russell Gunn-Ethnomusicology Vol.2
どうも、KRAZです。
今回紹介するのは、トランペッターRussell Gunnの Ethnomusicology Vol.2 です。
まずこのジャケットを見ていただきたい。
うーん、ダサいw
何を伝えたいのか全くわからないw
ジャケ買いはしないタイプですが、これが聴いてみてびっくりのアルバムなんです。
彼はSouliveのゲストホーンとしてたまーに乗っていたり、Branford MarsalisのアルバムBuckshot Lefounqueに乗っているようなJazz中心のトランペッターです。
現代のトランペッターといえばRoy Hargroveという条件反射になりますが、彼もなかなかいい音出すんです。
曲目はこちら
1.I Think I Love You
2.Epistrophy
4.Dance of the Concubine
5.It Don't Mean a Thing
6.Kebbi Williams Interlude
7.I Wish
8.Caravan
9.Lynes Joint
10.Outro
個人的に思うのは、どのアルバムも1曲目がだいたいアルバムの全てを物語っているということ。
このアルバムでは1曲目、最初の30秒がゲームのプレイ音です(多分格ゲー)
そのプレーヤーが倒れる音ともにDJ(DJ Apollo)によるスクラッチとRussell Gunn によるミュートプレイ。このビートとリズム隊のバッキングがものすごくかっこいいのです。ここで一気に彼の世界に引き込まれ、フェードアウトとともに2曲目のEpistrophyに。この曲はThelonious Monkの曲ですが、綺麗にFunk系の音に作り変え、ダークな曲調を残したままノリノリな一曲に仕上がっています。
かと思えばI Wishでは丸みを帯びた美しいペットの音を聞かせ、Lynes Jointでも緩急のついたソロを聞かせてくれます。
EthnomusicologyシリーズがCDではおそらく4作出ているのですが、これが突出していいアルバムになっています。興味のある方はぜひ手にとって聴いてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
最後まで見てくださってありがとうございました!