KRAZの気ままにFunk

思ったこと、共有したいなと思ったことを書き付けていきます。

Alan Evans Trio - The Wild Roots


The Wild Root

 

どうも、KRAZです。

今回紹介するのはAlan Evans TrioのThe Wild Rootsです。

セットリストは以下の通り。

 

1.The Wild Root

2.Danny For Mayor

3.The Surveyor

4.Ojo Kan

5.Nightshade

6.Green Machine

7.Black Rider

8.Regeneration

9.Sanctuary

 

Soulive,Matador! Soul Sounds,Karl Denson's Tiny Univers でドラムを担当し、そのタイトでパワフルなドラムプレーからGroove Masterという称号で呼ばれることもあります。

今回はそのAlanのリーダー作ですから、当然ドラムの音がやや大きめに入っております(笑)。抜けの良いスネアにずっしりくるバスドラ、聞いていてとても気持ち良いです。

 

肝心の内容ですが、ギター、キーボード、ドラムのトリオ編成。

Alanはこの編成が本当に好きです。Soulive,Alan Evans Trio,Agent3など、彼の名前がクレジットされている作品のほとんどがハモンドB-3のトリオになります。

20年以上に渡る彼のキャリアの中でもブレることなく同じ編成で音楽を作っているため、相当のこだわりがあることは言うまでもありません。

 

1.The Wild Rootでは意外にもメジャーコードでのアップテンポFunkチューン。独特のバッキングの音の取り方が面白いですね。アランのドラムが冴える。キーボードのクリスヤンカーのキーボードソロもなかなかです。

3.The SurveyorはAlan Evansっぽいなあと思わせる曲。ミドルテンポのずっしりくるドラムの上に繰り返しのメロディ。宇宙的なイメージを漂わせるキーボードの音を主旋律に置き、バッキングのギターの存在感も強く、三位一体な一曲。

 

7.Black RiderはAlanの歌とホーン隊も入りちょっとロック寄りな一曲。キメがかっこいいです。

続く8.Regenerationはクリスヤンカーが大活躍。Souliveテイストを強く感じますが、クリスヤンカーのソロがNealのアプローチと異なり、聞いていてとても心地よい。このアルバムで個人的に一番好きな曲です。

 

 全体を通して音作りにこだわっているなというのが伝わってきます。また、聴けば聴くほど味が出てくるアルバムでもあり、アルバム自体にもメリハリがありよくまとまった作品じゃないでしょうか。

是非皆さんにオススメしたいアルバムです。

 

それでは、今日はこの辺りで。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

Alan Evans の作品はこちらもおすすめ!


NOTHING TO SAY

Lettuce - Elevate


エレヴェイト

どうも、KRAZです。

 

今回紹介するのはLettuceのElevateです。

 

セットリストは以下の通りです。

 

 1. Trapezoid
 2. Royal Highness
 3. Krewe
 4. Shmink Dabby
 5. Everybody Wants To Rule The World
 6. Gang Ten
 7. Ready To Live
 8. Larimar
 9. Love Is Too Strong
 10. Purple Cabbage
 11. Trapezoid Dub
 

 

今回のアルバムもレタスっぽさが存分に出ています。

 しかし、今作では今までのFunkにDubのエッセンスが少し加わったような仕上がりになっています。

 1曲目のTrapezoidではまさにクラブミュージック(トラップミュージック)。ただニクいのは、電子音かと思いきやRyan がSaxの音をワウで歪めて人力でやっていること。ドラムンベースも人力。だからグルーヴしてるのです。聞いていてとても気持ちいいし、体がゆらーりゆらーり揺れてします。個人的には途中のブレイクからの間奏部分でTalib KweliがLyricをかまして欲しいところです(笑)。

 そのトランス的なノリで2曲目。珍しくマットな音作りのギターカッティング入りのRoyal Highness.「あーLettuceだね」思わず口に出てしまう。歯切れのいいホーン隊(ここでもちょっとワウをかけて歪めている)と、1,3でキメるAdam Deitchのドラムがいいですね!

 カバー曲のEverybody Wants to Rule the WorldではNighel Hallのハスキーな歌声がgood.ベースのグルーヴが気持ち良いです。

 続くGang Tenは2017年に来日した際も披露した曲。その際はNealとNigelの2人体制のキーボードでNealのHammond B-3とClavinet,Nigelのエレピが美しかったのを覚えています。アルバムではシンセを多用しより音に厚みを作っているようです。

 今作のParty Tuneが7.Ready to Live.やっぱりNigel Hallは叫んでこそ彼の本領が発揮されるという感じがしますね。Ericのハイトーンのソロがかっこいい!

 Love is Too Strongでは実力派ギタリスト・シンガーのMarcus Kingをゲストに迎えブルージーな歌声を披露。

 Purple CabbageもLettuceっぽいねーという曲。静かにグルーブして大団円に向かっていく感じがLiveウケしますね。

 

 さて、私はLettuceのファンであり、Souliveの大ファンでもあるのですが、今作からLettuceは新たなステージに立ったのを感じます。

 それは、ギターのEric KrasnoとキーボードのNeal Evansが実質脱退したことによります。彼らの3rdアルバムFLYあたりからEricは前線でギターを弾くことをやめ、なんならLiveではギターを弾かずエフェクターのつまみをクリクリ動かしていたりして存在感がだんだんなくなっていたのを感じていました。(単純に彼のバンドが忙しくてツアーに帯同できなかったのもありますが)また、2017年来日時もNeal Evansはキーボードを弾いていましたが、Nigelと被ってイマイチ彼の本領が発揮できていなかった感じもありますし、Nigelがいないとできないような曲(Reqiem-アルバム未収録)やGet GreazyにNigelをフィーチャーした部分を付け加えたりしていたので、被った楽器分がそっと削ぎ落とされたように感じます。実際今作ではNigelがシンセキーボードを多用したりと、今までの音作りとは明らかに違う方向に舵を切ったなという感じがします。もちろん、Nigelの良さが出ていてNealにはできないサウンドですが。

 そんなわけで、個人的にSoulive大好きな私としてはこの2人の成分が抜けてしまったLettuceは全く新しいバンドのサウンドに聞こえるわけです。Nealの洗練されたキーボードとクラヴィネットのえぐってくるようなサウンドと、Eric Krasnoの眉をしかめるほど心地よいギターソロが聞けないのはちょっと残念。

まあこの二人にはSouliveがありますから。(最近は個々人の活動で全然実働してませんが。今年で結成20年だというのに悲しいぜ。ただBowliveには帰ってくる!)

 

 話が逸れましたが(笑)この二人が抜けたのを差し引いても、間違いなく Lettuceは世界最高のFunk Bandでしょう。

思えばLettuceは24年の中で何度もメンバーが変わってきています。

初期メンバーのJeff Bhasker(Key),Sam Kininger(A.Sax),中期メンバーのRashawn Ross(Tp)そして、リーダーだったEric KrasnoとNeal Evans.

初期からの中核メンバーはAdam Deitch(Dr.),Erick "E.D." Coomes(Bass),Adam "Shmeeans" Smirnoff (G),Ryan Zoidis(Sax)の4人が本当の初期メンバーということになります。少なくともドラムとベースが変わらなければ安泰でしょう。

ぜひSam KiningerやRashawnのサウンドもまた聞いてみたいものですなあ。

 

そんなわけで、今回はこの辺りで。

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

 


Fly

The Truth Vol.2 - Frank McComb


ザ・トゥルース aka モータウン・セッションズ

 

どうも、KRAZです。

 

今日はFrank McCombのThe Truth Vol.2についてレビューしていきます。

 

セットリストは以下の通り。

 

1.More Than Friends

2.Only In My Dreams

3.Golden Lady

4.So Lovely

5.Somebody Like You

6.Tomorrow's Not Promised

7.Do You Remember

8.Labelled As Love

9.Intimate Times

10.Left Alone

11.Mr. Integrity

12.24/365/10

13.Satan's Jam

14.Love Is On It's Way

 

 さて、このFrank McCombというシンガー/キーボーディストはあまり知られていない存在かと思いますが、非常に素晴らしい声を持ったシンガーです。

 彼は基本インディーレーベルから作品を出していますが、この作品はモータウン時代のいわば完璧にプロデュースされた作品集。その出来栄えときたら。

 

 まず、1曲めのMore than friendsはバラード。メロウな曲調のストリングスのバッキングがとても優雅で、まるで映画の挿入歌のよう。一気に引き込まれます。3曲めのGolden Ladyは

 言わずと知れたスティービーワンダーの名曲。生の楽器のグルーヴィーなメロディの上に彼の声が乗ってとても美しい。本家に引けを取らない素晴らしいカバー曲に仕上がっています。

 6曲めのTomorrow's Not Promisedではゲストでブランフォード・マルサリスがソプラノサックスを吹いています。実はブランフォード・マルサリスの作品のBuckshot LeFonqueでの歌声を聴いてFrankのファンになったのですが、ここでも二人のつながりがあるのは嬉しいですね。

 アルバム全体としての完成度は高く、夜のドライブや酒を片手の夜のBGMにぴったり。多分ベースがいいんだと思います。そう思ってクレジットされている名前を見るとフレディ・ワシントン。聞いたことあるなと思って調べてみるとハービー・ハンコックマイケル・ジャクソンB.B.キングスティービー・ワンダードナルド・フェイゲンという、名だたるミュージシャンとのセッション経験のある凄腕スタジオ・ベーシスト。そりゃあうまくまとまりますわな。グルーヴが気持ちい。

 

それでは、今日はこの辺りで。

最後まで見ていただきありがとうございました。


ザ・トゥルース aka モータウン・セッションズ

 

こちらの作品もおすすめ。↓


Music Evolution

Amazonのセール後は宅配業者がパンクする

フリー写真 お金を払って宅配ピザを受け取る手

 

どうも、KRAZです。

 

Amazonのセールでは大体毎回買ってしまいます。完全に乗せられてますね(笑)。

 

最近、と言ってもここ一年くらいですか、Amazonのセール後は決まって宅配が送れるようになりましたね。今回もPrime会員の特権で日時指定便を使ったのですが、、指定時間の直前になって以下のようなメールが。

f:id:soulivekraz:20190604224147p:plain

宅配業者がAmazonのセールに追いついていけなくなってきていますね。

さて、ここでどのような感想を持つかというと、

 

1)日時指定しているのに届かないとは!けしからん!!

2)みんな買ってるからしゃーないか。

 

の2択な気がするんですよね(笑)。私はどっちかというと後者の感想を持つのですが、これは自身があまり緊急を要する品物を買っていないこともあげられるかと思います。

この現象について、Amazonが悪いのか宅配業者が悪いのかはなんとも言えないですが、少なくとも言えることは宅配業者のキャパが確実に超えてしまっているということ。今後もセールのたびに宅配が遅れるとなるとちょっと考えなきゃいけないな、と思います。

しかし、宅配業者の苦労は想像に難くなく、頭の下がる思いであることは変わりありません。再配達の問題もありますし。。。

我々ができる対策としては、「お急ぎ便」ではなく「通常配達」を選択することかなと思います。できれば通常配送でポイント5%還元(Prime限定)とかやってくれると、きっともっとゆとりを持った配送ができると思うんですよね。

購入者にも、配送者にもフレンドリーなAmazonセールが行われることを期待しています。

 

それでは、今日はこの辺りで。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

 

 

Wayne Brady - A Long Time Coming


Long Time Coming

どうも、KRAZです。

 

今日はWayne BradyのA Long Time Comingをレビューしていきたいと思います。

 

曲目は以下の通り

1.Ordinary

2.F.W.B.

3.Can't Buy Me Love

4.Back In The Day

5.Sweetest Berry

6.A Change Is Gonna Come

7.I Ain't Movin'

8.Make Heaven Wait

9.All Naturally

10.All I Do

11.Beautiful Ugly

12.You And Me

 

ジャンルはR&Bです。

Wayne Bradyは一応アメリカのコメディアン兼シンガーという肩書きですが、彼の歌う曲がとても心地よく心に染み渡ります。1.Ordinaryが素晴らしい。すうっと空に抜けるような歌声と曲調で全てを持って行かれます。本当におすすめ。歌詞カードなんていらない。曲の中のストーリーが英語がわからなくても伝わっていきます。10. All I Doはスティービーワンダーのカバー。こちらもお気に入りです。

他の曲も捨て曲なしでアップテンポからバラードまで綺麗にこなしてまとまっています。夜のBGMに最適ですね。

とんでもなく高音が抜けるとかそういうタイプのシンガーではないのですが、心落ち着く歌声と無理をしない発声というか、等身大な感じで歌うのが気持ちいいんですよね。

実はRobert Glasperとライブで共演しているところから彼を知りこのCDを手に取ったのですが、彼との共演よりもこちらのCDが綺麗にまとまっており彼の持ち味が遺憾なく発揮されています。

 

隠れた名盤であると自信を持って言えますので、ぜひ一聴してみてくださいね。

 

それでは今日はこのあたりで。

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

 

 


Wayne Brady Celebrityマスク、カード面とファンシードレスマスク


Long Time Coming

 

いじめと穢れ

どうも、KRAZです。

 

ふと思い出したことがあったので、備忘録として書き残しておきたいなと思い記事を書いています。

 

小学校の高学年の時、全校集会があって、近くのお寺から和尚さんがやってきました。全校集会では「いじめ」に関わる話をしていました。どうやったらいじめは無くなるのか、どうしたらいいのか、というようなことを話されていたと思います。

 

その時に和尚さんが言っていて忘れられないことがあります。

 

皆さんは「穢れ」という概念がわかりますか?

例えるならそうでしょうね、私の目の前に透明なコップがあります。

今から私がそこにおしっこをします。

おしっこをしたらすぐに中身を捨て、洗剤で綺麗に洗い、専門の機関に出してコップには雑菌がないことが証明されました。

そのコップを使ってあなたは水を飲めますか?

ここで抱いた感情が「穢れ」です。

 

ということをおっしゃっていたのを思い出しました。

 

大人になって改めて思い返すと実に深い話だなと思います。

 

いじめは無くなって欲しいですが、なかなかそうもいかないのが人間社会。ふとした時にこの言葉を思い出せたらいいなと思います。

 

それでは今日はこの辺りで。

最後まで見ていただきありがとうございます。

コーヒーミルでもっと美味しいコーヒーを! おすすめミル紹介


カリタ コーヒーミル ナイスカットG クラシックアイアン #61101

どうも、KRAZです。

KRAZはコーヒーが好きです。それゆえにインスタントコーヒーは自宅と職場に常備。しかし、やっぱりあのひきたての豆から抽出したてホヤホヤのコーヒーが飲みたいという思いが強く、買ってしましました。コーヒーミルとコーヒーサーバーセット。

 

かなり安く買えたので、皆さんにもご紹介したいと思い記事にしました。

 

まず、コーヒーミル。とにかく豆を挽ければいいのでそこまで高くなくて良いだろうという考えから、エントリーモデルのもの購入しました。それがこちら。

 

 

 


カリタ コーヒーミル 手挽き KH-3 #42077

 

カリタのコーヒーミルです。これで豆は挽ける。次に買ったのが、コーヒーサーバーセット。それがこちら。

 


HARIO (ハリオ) コーヒーサーバー V60 02セット コーヒードリップ 1~4杯用 ブラウン VCSD-02CBR

 

なんとこの2つで2750円!

激安じゃないですか?(笑)さすがアマゾン。

 

使ってみての感想ですが、コーヒーミルについては機能的には全くもんだないですが、豆を入れるところに蓋がないので、豆がたまに挽いているときに跳び出してくることがあります。また、挽いたコーヒーの粉が若干取り出しにくいかなというのがありますが、許容範囲でしょう。しっかり豆の挽く粗さも調節できます。

 

また、コーヒーサーバーセットですが、これだけ入って1000円切ってるのは素晴らしい。

サーバーは電子レンジOKで、直火はダメです。フィルターがついてくるのもかなり嬉しいポイント。届いたその日から挽きたてのコーヒーを味わうことができました。

 

新年度が始まってそろそろ1ヶ月を過ぎようとしていますが、疲れが溜まってきていると思います。そんなときに飲むコーヒー、美味しいですよ!

 

豆の話もしようかと思うのですが、それはまた別の機会に。

 

ちなみに、Amazon Prime会員なら無料でコーヒーについての雑誌を読むことができます。Kindleでコーヒーの本を読みながらコーヒーを飲む。贅沢ですよ。

 

それでは、今日はこの辺りで。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。


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