世界第4位の移民大国日本 その行く先は
どうも、KRAZです。
今回は私が驚いたことを書いて行きます。
タイトルにもある通り、第4位の移民大国日本という事実に驚愕しました。
これからそのことについて書いて行きたいと思います。
まず、こちらのグラフを見てください。
https://www.oecd.org/tokyo/statistics/
1年間に流入した移民の数を示したグラフになります。
OECDのサイトからデータをダウンロードし、主要国のデータを掲載しました。
見辛いですが、ドイツ、アメリカ、イギリスに次ぎ、日本が4位となっています。
私は驚きを隠せません。
はっきり申し上げて、多くの日本人は移民については消極的・懐疑的だとおもいます。であるにも関わらず、世界第4位という結果。。
私は、移民には反対の立場です。
しかし日本はもうすでに移民大国ではありませんか!
しかも、2015年の段階で4位となっています。
この数字のからくりというものを少し説明したいと思います。
「移民」と聞いた時のイメージは、もう国を離れ、腰を落ち着けて日本に「定住する」ということを想定すると思いますが、世界標準では違います。
労働者や留学生も「移民」ということになってきます。
従って、世界標準で日本は「移民大国」ということになります。
こちらのグラフも見ていただきたいです。
厚生労働省HPより
完全な右肩上がりになります。かなりの数の労働者が外国人に取って代わっているということです。
「身分に基づく在留資格」(緑)とは、永住している人、日系人、日本人と結婚した人などです。
このグラフで一番注目して欲しいのは、ピンク色の「資格外活動」の項目。これはどういうことかというと、「留学生のアルバイト」ということです。本来は学生として勉学に励むべき留学生がもう日本の労働の中に組み込まれているというのが実態ということです。
黄色の項目が、国際的に問題になっている「技能実習生」です。実態としては、非常に安価な労働力です。農業、建設業、食品加工業の分野で、外国から技術を学びに来るという名目ですが、もう一度言います。実際は非常に安価な労働力です。
日本でも、東日本大震災で技能実習生が帰ってしまい、工場が稼働できないという問題が出たこともあります。それくらいこの項目の人々も日本の労働力に組み込まれているということです。
また、この技能実習生も日本での在留資格が3年から5年となり、最終的に10年なんていう話も出ています。10年も実習してどうするんですか!
最後に、このグラフの赤い部分が、本来、日本では労働を許すビザを出すことになっている人々です。
もう一度このグラフを見ていただくと、「赤」以外の人の多いこと!
こんな項目でごまかしながら在留外国人を増やすなら、ごまかすことなしにみんな労働者としてカウントすべきです。名目上は「赤」の項目しか外国人労働者がいないことになっていますが、実態はその5倍以上の外国人が日本で働いているということになります。
話は変わりますが、ドイツではトルコから戦後復興のために出稼ぎ労働者を雇いました。最初は年数を決め決まりが来るとトルコに帰ってもらっていましたが、所謂3K系の仕事が多かったため、なかなかドイツ人がその職種に定着しませんでした。そして、戦後復興が終わった時、トルコ人なしでは仕事が回らなくなってしまったため、トルコ人に帰ってきてもらうという事態が発生しました。3K系の仕事は給料も低く、もうドイツ人が進んでその職種につくことはありません。
日本もその道を歩んでいないでしょうか?
また、別の問題として、3ヶ月以上の在留資格があれば日本の健康保険が対象になるということです。しかも、その家族(外国にいても!しかもその人のおじいちゃんおばあちゃんまで!)まで対象となります。
こんなことが横行していていいのでしょうか。。
マスコミはこのことを一切取り上げません。だから、自分で調べて発信するしかないと思っています。
健康保険目当てで来る外国人の方は絶対にいます。途上国で働くより、日本で働いて、病気になったら日本の最先端の医療を「我々の保険料で」3割負担で診てもらうのがいいに決まっています。
簡単にまとめた記事ですので、間違いが含まれているかもしれません。
各グラフにはリンクをつけてありますので、ぜひご自身の目でこの実態を診ていただきたい。そして、未来の日本について考えてもらいたい。
日本もドイツのようになっていいのかと。。
私たちの日本がこのままでいいのかと。。
最後まで見ていただきありがとうございました。
隠れ移民大国ニッポン―週刊東洋経済eビジネス新書No.250
私がこの記事を書こうと思ったきっかけとなる動画です。
有本香さんのお話は1:00-くらいから。