KRAZの気ままにFunk

思ったこと、共有したいなと思ったことを書き付けていきます。

The Great Jazz Trio-At The Village Vanguard

どうも、KRAZです。

 

今回紹介するのは、The Great Jazz TrioのAt The Village Vanguardです。

 


アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

 

Piano: Hank Jones

Bass:Ron Carter

Drums:Tony Williams

 

という、ある意味異色な3人。

 

曲目は以下の通りです。

1.Moose the Mooche

2.Naima

3.Favors

4.12+12

 

の4曲とやや少なめ(LP時代のものをそのままCD化しているため)。

 

しかしこれらすべてが名演!

Moose the MoocheではTonyのドラムソロが全てを持っていきます。そもそもピアノソロの裏からジャズなのにハイハット4つ打ちで踏んでるしアプローチの仕方がさすがTonyだなって感じでゴッリゴリのドラムの音を響かせます。

NaimaではRon Carterが主導権を握り長尺のソロを聞かせてくれます。

Favorsはこれぞ王道Jazzという感じでHank Jonesのピアノが光ります。このアルバムの中でこの曲があるからアルバムがまとまっているなという印象を受けます。

12+12では「最後は明るく終わろうぜ」というような感じでピアノソロ、ベースソロ、ドラムのフォーバースソロと軽快に進んでいきます。

 

繰り返しになりますがMoose the MoocheのTonyは神がかっています!是非ともドラマーには聴いていただきたい名演です。あと感じるのはHank Jonesの懐の深さといいますか、一癖二癖ある二人を率いてまとめ上げていることですかね。一聴の価値はありますし、録音状態もとてもいいですよ。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!